protonブログ

日々の記録やデバッグメモ

3度目の電験一種リベンジ

初めに

今年も電験一種を受けてきました。 電験を受けようと思ってから、もう四年目です。 そろそろ受かることが出来るのでしょうか。

これまで

電験一種を初めに受けた時の記事

電気系大学生が3日だけ勉強して電験一種を受けた話 - protonブログ

からもう4年目になります。1年目は一次の理論と電力を合格し、機械と法規を落としたため。2年目に、記事

(3+)5日勉強して電験一種リベンジ - protonブログ

の通り機械と法規を受けて合格しました。その後ブログの更新は途絶えていたのですが、どうなっていたかというと、 2年目の2次は普通に解けず、

等と供述したまま落ちました。 そして3年目は…修論のための実験で相当に忙しく、敢え無く撤退しました。

そんなこんなで、今年、4年目にまた振り出しに戻って1次の4科目を2022/8/20(土)に受けてきました。

試験勉強

1週間あれば大丈夫

今年こそは電験通しときたいと思い、珍しく1ヵ月ぐらい前から法規の参考書をちらほら読んだりして勉強しようとしていましたが、社会人になってしまったため、疲れからかほぼ進みませんでした。(実際、休み前にやった内容は休み1日目の2時間で終わってしまいました。)

しかし、今回の電験1次の試験日はお盆終わりの土曜であり、弊社はその試験前一週間全て夏季休暇として休みでした。ここでまとめて勉強し、どうにかする…どうにかなるのか?

一週間ぐらい勉強すれば全合格可能性があるラインに、二週間ぐらい有ればだいたい全合格できるぐらいになると思います。

過去の自分もこう言ってる、どうにかなる。

一週間、なにをやったか

1日目: 法規(電気事業法の半分)

2日目: 法規(電気事業法残りとまとめpdf) ここまでは、2年前と同じペースです。いや、同じペースでは足りないのですが、法規を忘れているのでしょうか。

3日目: 法規(電技3/20) 2年前は電技14/20やっていました、一週間前からだとなかなか調子が出ないようで、

などと焦っていました。

4日目: 法規(電技残りと施設管理の1次範囲分) 少し調子が戻ってきたのか、なんだかんだで法規は4日でとりあえず終わらせました。

5日目: 機械(照明全部と同期機一部) 残り3日しかないというのに、また調子が出ず、機械のほんの一部しかできませんでした。

6日目: 機械(同期機残り)、電力(送電) 機械は照明・同期機>誘導機・パワエレの4分野は最低限やる必要があるのですが、同期機で切り上げて、電力の優先度(送電>水力・変電>火力・配電)の最上位であり毎年複数問出されている送電分野に切り替えました。

7日目: 電力(水力・変電)、機械(電気化学・情報)、理論(二次方程式の解・逆行列・Δ-Y変換・ラプラス変換ガウスの法則) 最終日は、合格可能性を残すために、電力の3科目を優先して、機械は誘導機やパワエレはやらず、2年に1回はBの選択問題(20/80点分)で出ており昨年出ていない電気化学/情報をほぼ確実に取れるよう少し復習しました。 理論は、計算力が異常に落ちていなければまず問題ないのですが、ノータッチなのも不安なので、抜けがないか少しだけ寝る前に復習しました。

8日目: 各科目、機械(誘導機) 試験当日は、機械の誘導機以外は特に新しい分野をやるわけでもなく、今までやったところを眺めて記憶を補強していました。

試験結果

電験一種一次の公式解答が月曜に公開されたため、自己採点したところ

理論 74/80 電力 57/80 機械 55/80 法規 55/80

で6割の48が合格点なので、無事1次を通過することが出来ました。 進捗のブレは大いにありましたが、やはり自分の感覚通り一週間あれば全合格可能性があるラインには到達するようです。

2次に向けて

2次は11月13日(日)で、後2ヵ月ちょっとありますが、今回のような長期休みはなく、普通に難しい二次試験なので、いつものような直前詰込みではなく、今から計算問題をほぼ解けるようにコツコツやっていくつもりです。 2年前は、正しく式すら立てられていない部分もあったため、まともに戦えるように今回はしていきたいと思います。